FC2ブログ
 

 管理人の雑記や鉄道ニュース、地元羽島の鉄道の情報に撮影日記、サイトの更新情報やBVE制作記など、なんでもありのブログ。

京都市・梅小路公園の京都市電900形【保存車両ガイド第5回】

今回は京都市の梅小路公園に保存されている京都市電900形です。
ktram_935
ktram_935 posted by (C)P車解結可6連
保存されているのは935号。単車を置き換えるため1957年に日本車輌で製造され、市内各路線で使用されましたが路線の廃止に伴い1974年に廃車。この車両は市の保存車に選ばれ、通常は非公開の環境で保存されていましたが、2014年からは梅小路公園東側に移設されました。
ただ置かれているだけでなく公園の案内所として活用されており、土・日・祝日の10時から16時までは車内にも入ることが出来るようです(撮影日は2017/5/2、大型連休の間の平日)。屋根が無い点が気になりますが、適宜整備が行われているのか今の場所に置かれて3年が経過しても綺麗な状態を保っています。

さてこの900形ですが、916~931の16両は1970年にワンマン化され1900形となりました(車番は原番号+1000)。主な改造内容は後扉の埋め込みと中央扉の新設、前照灯の2灯化とワンマン表示灯の新設、塗装もワンマン車の橙帯が入れられた。大半が1978年の京都市電全線廃止まで活躍し、事故廃車の1両を除いた15両が広島電鉄に移籍しました。
hiro1904
hiro1904 posted by (C)P車解結可6連
移籍した15両は今なお全車現役で、まとまった数があることから同社でも便利に用いられているようです。1両ごとに京都に因んだ愛称が付けられている本形式、製造から今年(2017年)で60年、広島電鉄にやってきてからも今年から来年にかけ40年になろうとしています。車齢が気になりますが、更に古い車両や少数形式もあることから今後も活躍を続けるものと思われます。
スポンサーサイト



【第4回】岐阜市・梅林公園のD51

今回は岐阜市の梅林公園に保存される国鉄D51形蒸気機関車です。市民の間ではお馴染みの存在のようで、保存会も積極的に活動しています。
G梅林D51_1
G梅林D51_1 posted by (C)P車解結可6連
保存されているのは470号機。1940年大宮工場製、高崎、厚狭を経て1974年に長門機関区で廃車となっています。従って現役時代に岐阜市とは縁が無かった機関車ということになります。車輪にはナンバーが記されていますが、先輪だけが別のナンバーになっていました。
G梅林D51_2
G梅林D51_2 posted by (C)P車解結可6連
後ろから。
G梅林D51_3
G梅林D51_3 posted by (C)P車解結可6連
運転室にも上がることが出来ます。
G梅林D51_4
G梅林D51_4 posted by (C)P車解結可6連
保存状態は良好、21世紀になってからは柵や屋根も設けられました。この機関車に関する新聞記事(中日新聞2004年1月9日付)によると、保存会は公園の所在する町に住む元国鉄の運転士などが中心となって立ちあげられ、月1回程度整備しているといいます。

また3月の「梅まつり」など公園でイベントが行われる際には元蒸気機関士による運転方法の説明や汽笛吹鳴などが行われます。

【第3回】谷汲口駅のオハフ33

今回も岐阜県内の保存車です。樽見鉄道の谷汲口駅前に保存されている旧形客車オハフ33形です。(10/6/13)
TT-オハフ33-1527_1
TT-オハフ33-1527_1 posted by (C)P車解結可6連
TT-車両概要
TT-車両概要 posted by (C)P車解結可6連
説明の看板が立ててあるので、これに頼ることとしましょう。オハフ33形はオハ35形の車掌付車に当たります。1939年(昭和14年)~1943年(昭和18年)にかけ346両、1946年(昭和21年)~1949年(昭和24年)にかけ35両が製造されました。元々の車番はオハフ33 1527。1984年(昭和59年)に樽見鉄道開業に際し3両が樽見鉄道入り、オハフ500という形式になりました。この車両はオハフ502となります。塗装は新造されたレールバスと同じ水色の塗装に赤と白の帯で、主にラッシュ時に使用されましたが老朽化の為1990年(平成2年)に廃車。この1両は谷汲村に寄贈され、その際に塗装は登場時のものとなりました。

TT-オハフ33-1527_3
TT-オハフ33-1527_3 posted by (C)P車解結可6連
登場時の塗装を再現しているので、3等車を示す赤帯と縦線も表記されています。
TT-オハフ33_台車
TT-オハフ33_台車 posted by (C)P車解結可6連
台車はTR34形。従来のTR23型に比べると、軸受の構造などが変更されています。

ご覧のとおり、塗装が剥げているだけでなく腐食も進んでいるようで、保存状態が大変悪いです。詳細は不明ですが、1990年に谷汲村…現在は揖斐郡揖斐川町にあたるようですが、に譲渡されてから、まともに手入れをしていないんじゃないかという具合でした。訪問から執筆時点で2年以上経っていますが、補修が行われたという話もなく、このまま朽ちて行ってしまうのかな、と少し心配しています。

【第2回】金公園のモ510形

今回は簡潔に、岐阜市内の金(こがね)公園に保存されている、名鉄揖斐線・市内線で活躍したモ510形513号です。(09/3/27)
K-モ513
K-モ513 posted by (C)P車解結可6連
第1回でも書きましたが、モ510は1926年(大正15年)、美濃電気軌道が製造した車両です。当初は同社の笠松線(現在の名古屋本線の一部)で活躍、名岐鉄道に吸収合併され現在の名古屋本線西部が概ね形作られたタイミングで美濃町線に転属します。戦中戦後、その後も1960年代後半に至るまで美濃町線で活躍しますが、1970年ごろに揖斐線急行に使用する為揖斐線に転用されます。
塗装の変更が複数行われ、また各部が改造され長らく活躍しましたが1988年にモ511・モ515が、2000年にモ512(→美濃駅で保存)が、そして2005年の岐阜軌道線全線廃止に伴いこのモ513とモ514(→谷汲駅で保存)も廃車となりました。

通常はフェンスに囲まれた場所に置いてありますが、線路はフェンスの外へ少しだけ延びています。行先表示板はパンタがある方(岐阜方)が公園の所在地に因んで「金町」、反対側は「忠節」になっています。祭りの日には車内に入れると言う話も聞いたことがありますが、確認を取っていないため不明です。

【第1回】名鉄美濃駅

・第1回は名鉄美濃駅(09/3/20)
(続くかどうか分かりませんが)記念すべき第1回目は名鉄美濃駅です。美濃町線の新関~美濃間が廃線となり、その美濃駅の設備と同線で活躍した車両をボランティアが管理していました。最寄駅は長良川鉄道の美濃市駅、美濃町線の部分廃止時に代替交通機関としても指定されていました。

【駅舎部分】
minosta
minosta posted by (C)P車解結可6連
まずは駅舎。駅名票に「旧」の文字が入っているのがポイント。英字表記も「EX-MEITETSU MINO STATION」となっております。
mino-NRA座席
mino-NRA座席 posted by (C)P車解結可6連
さて入ってすぐ、いきなり見慣れぬ座席の登場。少なくとも名鉄のものではありません。これはどうやら西武10000系「ニューレッドアロー」の元の座席のよう。現在は取り替えられ、不要になった座席の一部は伊豆急8000系などに流用されています。
mino-0系鼻
mino-0系鼻 posted by (C)P車解結可6連
一体何だこれは… 実はこれ、0系の「鼻」。この他にも駅舎部分にはピーチライナーの座席などが置かれていました。
この他各種展示物や「電車でGO!」なども置いてあります。

【ホーム部分】
mino-512-601
mino-512-601 posted by (C)P車解結可6連
ホームに入るとモ510とモ600がお出迎え。
mino-plarail
mino-plarail posted by (C)P車解結可6連
ホームにはプラレールコーナーが。
mino-駅名標
mino-駅名標 posted by (C)P車解結可6連
駅名標。
mino-512-593
mino-512-593 posted by (C)P車解結可6連
ホーム端まで歩いてみました。先程の角度からは見えませんでしたが旧塗装のモ590も居ます。
mino-870-601-512
mino-870-601-512 posted by (C)P車解結可6連
そしてモ600などの方にカメラを向けると… 明らかに不自然な車両が1両。北海道からやってきたモ870ですが、置き場が無く1つ目の客用窓辺りで切断されています。後述する保存会のサイトによると、解体前提だったものが急きょ保存することを決定したためこのような形になったようです。

【車両】
・モ510(512)
mino-512
mino-512 posted by (C)P車解結可6連
モ510は1926年(大正15年)、美濃電気軌道が製造した車両。当初は同社の笠松線(現在の名古屋本線の一部)で活躍、名岐鉄道に吸収合併され現在の名古屋本線西部が概ね形作られたタイミングで美濃町線に転属します。戦中戦後、その後も1960年代後半に至るまで美濃町線で活躍しますが、1970年ごろに揖斐線急行に使用する為揖斐線に転用されます。
塗装の変更が複数行われ、また各部が改造され長らく活躍しましたが1988年にモ511・モ515が、2000年にこのモ512が、そして2005年の岐阜軌道線全線廃止に伴い残りの2両も廃車となりました。
ここで保存されている車両は晩年の急行塗装で、美濃町線で活躍していた時代とは各部が異なっています。
mino-512車内全景
mino-512車内全景 posted by (C)P車解結可6連
車内…なんですが、座席が全て撤去され美濃町線に関する各種展示が行われています。
mino-512運転台
mino-512運転台 posted by (C)P車解結可6連
運転台ですが現在の車両とは随分印象が違います。

・モ600(601)
mino-601
mino-601 posted by (C)P車解結可6連
1970年に美濃町線と各務原線を直通するため複電圧に対応した車両として登場しました。先頭部が絞り込まれた特徴的な車体で、車内は廃車発生品ながら転換クロスシートとなっています。機器類もまた流用品、床下に機器が収まりきらなかったため一部を屋根上に上げてあります。当初は急行運用や2両編成での運用も存在しました。しかし他車の冷房化が進むにつれ屋根に機器があることから冷房を積めないなど問題が発生、2000年の一部廃止でワンマン化改造が行われたモ606以外は全車が廃車になりました。
ここで保存されているのはトップナンバーのモ601。尚この形式は1971年に鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。
mino-601車内全景
mino-601車内全景 posted by (C)P車解結可6連
車内全景ですが、やはり座席が取り払われています。しかしこちらは全撤去では無く一部撤去…なんですが、不釣り合いな座席が。左側は鉄道雑誌やら何やらが大量に置いてあります。
mino-601天井
mino-601天井 posted by (C)P車解結可6連
天井。空調設備の類が何も無く、広告枠もまばらとあってすっきりしています。
mino-601カーテン
mino-601カーテン posted by (C)P車解結可6連
カーテンはロール式、ストッパーは3段階。窓はもちろん開きます。
mino-601座席
mino-601座席 posted by (C)P車解結可6連
座席は1人掛けの方が一部残されています。そして奥の方は先ほどのニューレッドアローの座席が…
mino-601運転台
mino-601運転台 posted by (C)P車解結可6連
運転台です。装備はモ510と大して変わらないのですが流石に近代的になっています。そして右側にドアノブが見えます。左側には蝶番。実はこの車両の前面は貫通構造になっているのです。

・モ590(593)
mino-593
mino-593 posted by (C)P車解結可6連
モ590形は1957年に登場した車両です。パンタグラフを採用したこと、台車がペデスタル式になったことなどが特徴です。当初は岐阜市内線で活躍しましたが、1971年までに高速化対応を行って美濃町線に転属しています。ところが新岐阜発着が増えた1981年からは593以降の3両が休車に、594と595はそのまま1983年に廃車となってしまいます。593については美濃町線末端区間のワンマン化で復活、591と592については2000年頃に冷房化され、末端区間の廃線後は徹明町~日野橋間で活躍しました。2005年の廃線後は591と592が高知県の土佐電気鉄道に転属、非冷房で廃線前に旧塗装になった593が保存されることとなりました。
mino-593車内全景
mino-593車内全景 posted by (C)P車解結可6連
車内は原形をとどめている…のですがこの日は服が大量に掛かっていました(滝汗

【見学終了】
展示物は概ねこれが全て。市民団体が管理していましたが(市民団体のサイト)、諸事情で市民団体は解散したようです。現在も展示は続けられていますが、駅舎でのグッズ販売などは行われていません。

(2014/1/5 一部修正)
 

プロフィール

 

P車解結可6連

Author:P車解結可6連
「FUKUJU TRAIN NET(略称FTN)」の管理人P車解結可6連が運営するブログです。
プロフィールはこちらをご覧ください。

※このブログは吐夢様のメモ活動を許可しています(毎度巡回ありがとうございます)。

 

最新記事

 
 

カテゴリ

 
 

月別アーカイブ

 

 

最新コメント

 
 

カウンター

 

カウントは2008/9/23/21:55開始

 

Twitter

 

 

映画「阪急電車」

 

 

リニア・鉄道館

 

 

RSSリンクの表示

 
 

リンク

 
 

ブロとも申請フォーム

 
 

QRコード

 

QRコード

 

検索フォーム